チョコよりも俺が欲しいのは
次の日の朝。
十時に迎えに来ると昨日に光輝が言ってたから、それに合わせて準備をした。
バイクはこの季節はまだ寒いから、貼るホッカイロを実は背中とお腹に貼っている。
丁度時間になると光輝が家にやってきた。
お母さんが私を呼ぶ声がして、私はマフラーを首に巻いて、鞄を持って一階まで降りていった。
リビングの扉を開けると光輝はうちのお父さんと話をしていた。
お父さんは光輝を何故か凄く気に入っている。
タクちゃんとは幼馴染だったし、付き合うのは反対なんてされなかった。
タクちゃんと別れて元気がなかったからお父さんは私を凄く心配していたみたいだ。
だけど光輝と付き合いだして家の両親にちゃんと挨拶したいからって染めていた髪の毛を黒にして、ピアスも外して挨拶に来た。
タクちゃんの場合はタクちゃんを小さい時から知ってるからお父さんは反対はしなかったけど、光輝を紹介しても挨拶程度で自分からは話しかけなかった。
そんなお父さんの態度に光輝はめげる事なく話しかけていて、お父さんの趣味がゴルフだと言うのを聞くと"自分もしてみたいから教えて下さい"何て言って、自分の好きなゴルフに興味を持ってくれたのが嬉しかったのかお父さんは直ぐに光輝と仲良くなった。