君に好きと伝えたくて。
朝陽side


「姐さん。」



誰かが障子の向こうにやって来た。


新しく、朝陽と春の禿になった鈴だ。


『なんでありんすか。お鈴。』


「お座敷にありやする。」


お座敷か……。


『あい。わかりんした。』
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