半分のキモチ
「ったく、ちゃんと持ってるから優勝してよね!」

「分かってる!分かってる!焼肉かかってるしな。当たり前だ。それより、お前もバレー優勝だろ?」

「は?それこそ当たり前だよ」

「なら、良いけど。足引っ張んなよ」

「うっさい」

「あ~はい。はい」


清水は右手を上げヒラヒラさせて余裕の態度だった。


先を歩く清水の背中……


私はあの横には並ぶことは出来ない。
出来ないけど、その分清水の背中を沢山見よう。

私は追い越すことは出来ない。
出来ないけど、その分清水の背中を沢山見よう。

大丈夫。
大丈夫。

清水には彼女が居る。
清水には彼女が居る。

分かってる。
分かってる。


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