半分のキモチ
「私はいつだって素直だよ」

「……だな。宮本はいつも素直だよ」

「何?ちょっとかっちゃんおかしい」

「おかしい?俺だって素直だよ。捻くれてんのはアイツだろう」


いつの間にか一塁から三塁まで来ていた清水に視線を向けた。


「清水?」

「そう思わね?」

「ん……清水は捻くれてるって言うより、俺様自己中じゃん」


私が笑うと「確かに、俺様自己中だな」とかっちゃんも笑い


「じゃあ、なんでそんな俺様自己中が好き?しかも、彼女居るのに」

「……なんでだろう」


本当になんでだろう。

何度も、何度も考えたけど、答えが見つからない。
特別優しくされた訳でもないし、運命を感じるような事があった訳でもないのに。


ただ、バカ笑いしてる時にはいつも隣には清水が居て、一緒に笑ってただけなのに……


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