この手を離さない
光輝が泣いている……。



光輝の泣き顔を見るのは何年振りだろう。



告知を受けたあの日ですら、光輝は笑っていた。



もちろん、悩んでいることは分かっていた。




しかし、ここまで根深い苦しみを一人で抱えていたなんて……。




光輝が愛おしくて、もし中村さん達がいなかったら抱きしめていたと思う。



< 148 / 191 >

この作品をシェア

pagetop