俺様上司は溺愛体質!?
「でも受けたんだ」
「だって、とても断りきれなくてっ……!」
両手で顔を覆う。
「そりゃ相手は営業ホープ君ですカラ、土壇場の粘り強さで負けますヨネ。彼、一度決めたら強いでスヨ」
「てかチーちゃん、そもそも押しに弱かったし」
好き勝手言われて、膝から崩れ落ちたい気分であるが、否定できない。ぐうの音も出ない。
「だけど水族館ねぇ……行くの? まぁ、女は愛されてなんぼというしね。相手は将来性ある男子だしね。真屋さんは……ちょっとお休みしてもいいかもね」
さらっと潤に言われて、心臓が跳ね上がった。
「ななな、なんでそこで真屋さん出てくるの!」
「や、今だから言うけどばればれだから」
「デス」
「ねーっ」