俺様上司は溺愛体質!?

「うっ……」
「それだけで終わりじゃないね。ちーちゃん。もちろん次も誘われてるよね」
「爽やかクンですカラ、きっと爽やかデートするデスヨ」
「ううっ……」

 畳み掛けるように詰問され、胸の奥がキリキリと痛んだ。

「否定しないね」
「だって……」

 いつかゴハンでもと言われた時は確かにびっくりしたけれど、実際は会話の流れで半分社交辞令だと思っていたし、昨日、食事に誘われたのも深い理由があるとは考えていなかったのだ。

 けれどはっきり「デートしよう」と言われたら、受けられないと思った。

 なぜなら自分は真屋時臣に恋をしているから。
 好意を持ってもらえたこと自体は嬉しいが、気持ちに応えられない。だから二人で出かけるなんてことをして、気を持たせることはできないと思ったのだ。

 最初は……。

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