課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜
 ちら、と雅喜はあの優勝商品の釣り竿を見た。

 素人目にも、よくしなりそうな、いい釣り竿だとわかる。

「……ま、真湖りん」

 課長……。

 貴方、今、釣り竿のために、すべてを投げ捨てましたね。

 言いそうにもない顔で、恥ずかしそうに言ったのがウケたのか、結局、釣り竿は雅喜の手に渡った。



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