夜の連続ホラー小説
黙ってしまったヒロキ。。


ヒロキ、そんな……

そんなことないよ、って

はやく言ってよ。。


とても長い時間

ヒロキは何も言ってはくれなかった。

自分の中にある言葉を

選んで選んで、

それでも

わたしにかける

言葉が見つからない

ように見えた。



それでも

わたしに何かを伝えようと

しているのはわかった。



だから、

ヒロキの言葉を聞くまで

わたしはここから逃げずにいた。

ほんとはすぐにでも帰って、

泣きたかったけれど……。



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