妬こうよ、そこはさ。【番外編】
彼女が夜ご飯担当の、ある冬の日のこと。
「りんごでいい?」
「ありがとう」
うん、と頷く彼女がりんごを剥く隣で、食べ終わったばかりの食器を洗った。
自分の食器は自分で洗う、が何となく続いている。
本当は、洗う、拭く、だけでも分担すると、もっと効率が上がるのかもしれない。
でもまあ、一連の流れが悪くない感じで作れているので、多少効率が落ちても良しとする。
夜に何か一つ果物を食べるのは、彼女の習慣。
ビタミンを気にして始めたらしい。
俺も気に入って、夜はどちらかが果物を用意する。
りんごはやっとシーズンが来たばかりで、いそいそと買い込んだ、今年初のりんごだ。
蜜がたっぷり入っているといいな、と夢想しつつ。
使った食器を全部棚に仕舞って、ふと彼女の手を覗く。
うん?
……えーと。
「うさぎ?」
慣れた手つきでうさぎが量産されていた。
「りんごでいい?」
「ありがとう」
うん、と頷く彼女がりんごを剥く隣で、食べ終わったばかりの食器を洗った。
自分の食器は自分で洗う、が何となく続いている。
本当は、洗う、拭く、だけでも分担すると、もっと効率が上がるのかもしれない。
でもまあ、一連の流れが悪くない感じで作れているので、多少効率が落ちても良しとする。
夜に何か一つ果物を食べるのは、彼女の習慣。
ビタミンを気にして始めたらしい。
俺も気に入って、夜はどちらかが果物を用意する。
りんごはやっとシーズンが来たばかりで、いそいそと買い込んだ、今年初のりんごだ。
蜜がたっぷり入っているといいな、と夢想しつつ。
使った食器を全部棚に仕舞って、ふと彼女の手を覗く。
うん?
……えーと。
「うさぎ?」
慣れた手つきでうさぎが量産されていた。