運命の恋、なんて。
「どした?顔が暗いけど」



「えっ、そうかな。気のせいだよ、アハハ」



「そっか。俺に送られるのが嫌なのかと思った」



「そうじゃないよ~」



はぁ、あたしって意外に顔に出てるんだね。



家の近くまで送ってもらって、八雲くんはそのまま帰って行った。



そうだ、昨日借りた服返せばよかった。



また、明日会えるかな。



特に約束はしてないけど、一応学校に持って行こうかな。



「ただいま~」



家に入ってリビングへ直行。



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