運命の恋、なんて。
初めての…
八雲くんが消えたあと、あたしもその場を離れた。




ノンちゃんに連絡してみよう。




そう思ってスマホを見たら、メッセージが届いていた。




“碓井くんと3階にいまーす。胡桃もおいで!”




3階か~、今は1階と2階の間の踊り場だから、上にあがってみようかな。




もらったアルバムをカバンになおし、階段をのぼった。




1階も人が多かったけど、3階もすごい人。




人をかきわけ、進んでいく。










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