運命の恋、なんて。
おさまったと思ったのに、その後もやっぱり進路のことではお母さんと度々ケンカになる。




やっぱり家にいると嫌な気持ちになるあたしは、平日も度々ヤスくんの家に入り浸っていた。




八雲くんが来るのが遅い日は、先に帰ったりしてすれ違いの日も多かったけど、今日は夕方から八雲くんに会えた。




ヤスくんと3人でゲーセンで遊んだあと、久々八雲くんに家に送ってもらうことに。




途中、ずっと会話がない。




そういえば、今日はちょっと機嫌が悪いよね。




どうしたんだろう。




自宅に着いて、手を振って家に入ろうとすると、八雲くんが腕を引っ張った。




「…え?」




「あんま、俺がいないときにヤスんち行かないで」




そんなこと言うと思ってなかったから、驚いた。




「どうしたの?急に。ヤスくん、迷惑って言ってた?」




そうだとしたら、控えなきゃね。




居心地がいいから、あたしもつい気軽に遊びに行ってたかも。




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