運命の恋、なんて。
「そーいうんじゃなくて。単に、俺が嫌なだけ」




「ええっ」




そういうことで、八雲くんが妬くなんて思わなかった…意外だよ。




「俺を待つなら…ウチじゃダメかな」




「八雲くんの家で?」




そういえば…あの写真のことがあってから、ひとりで待つことはなくなった。




ちょっと、抵抗あるんだよね…。




「ひとりだと暇?予定がある日は、必ず連絡するから」




そう言ってくれるなら、待つのもいいかな。




友達と約束があるのに、ひとり部屋で待ってるのも虚しいし。




「うん、わかった。明日から行っていい?」




「やった!明日から毎日会えるな」




そんなこと言われたら、嬉しくて仕方がない。




八雲くんがいるところが、あたしの居場所だよ。




明日から、もっともっと毎日が楽しくなりそう。




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