運命の恋、なんて。
先に入って1階のソファでくつろいでいると、誰かが玄関から入ってきた。




「おかえり~」




帰って来たのは、ヤスくんだった。




「おっ、久しぶり…あれ、胡桃ちゃん?なんでここに」




「なんでって、八雲くんに言われたんだけど…来ちゃダメだった?」




なんかそんな言い方されると、そうなのかなって思ってしまう。




「ダメじゃねーけど…なんであいつ、胡桃ちゃん呼ぶんだよ」




「悪かったですねー、帰ろうか」




「いやいや、いいって。最近、八雲とどう?」




どうって、なんて答えればいいの?




「フツーですけど」




「そか、フツーねぇ…」




なにか、言いたげ。




「なにが言いたいの?」




「いや…別に…」




これはきっと、なにかを隠してるよね?




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