キミのバスケを守りたい



相楽くんは俺?って顔をしながらも



「……俺も実際のところ、全然分からないです。星鈴中学だったわけじゃないですし。



俺の中では最後の大会のことよりもアイツがなんでこの学校に入学してきた方が謎なんすよね。



アイツなら最後の大会出場しなくたって2年生からレギュラーで試合も出てたから実績はたくさんあるし、



私立の強豪校から速攻オファー来るはずですよね?



それにこの学校……どっちかと言うとバスケよりサッカーの方が有名ですし」



わたしがそんなこと言っちゃっていいの?と思いながらおそるおそる部長を見ると



一瞬眉間に皺を寄せたけど、相楽くんの話を聞いて苦笑いをしている。



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