キミのバスケを守りたい



「いよいよ明日の調整練習が終わったら、明後日は大会だな。



とにかく怪我だけには気をつけろよ。



風呂入ったらもう一回ストレッチやマッサージをして体をほぐしておくように!疲れてそのまま寝るなよ!」



「「はい!」」



ありがとうございました!と先生にみんなであいさつをすると部員達は「疲れたー!」と言いながらバッシュを脱いで部室に戻って行った。



わたしと詩織も部室に置く用具を持って体育館を出ようとした時



器具庫からボールを持ってきた望月くんの姿が見えた。



もしかしてこれから自主練するつもり?



いきなり練習量多くしちゃだめだよ!



そう自分の中で呟くと居ても立ってもいられなくなった。



「……詩織、望月くんが自主練するみたいだから、



わたしもこういう時じゃないとバスケできないしやっていこうかな?」



ボソッと彼女に言うと、詩織はにこっと笑って「行っといで」と言ってくれた。


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