E・N・M・A~えんま~


「いれずみ・・・?」



「んなわけね~だろ。コレはれっきとした『鍵』だ」



「『鍵』・・・?」



「ああ。・・・って言っても、これは二つで対なんだが、これとーー。そして、お前の白龍が揃って一人前の『鍵』になる」



宮下愁は、ワタシの太もものあたりに目をやった。




そこは、スカートで見えないようには隠れてはいたが、ヤツとーー黒竜と至近距離にいるせいか別の生き物のように脈打ち鼓動していた。




ヤツの言っている意味はまったく分からない。



理解不能だ。


けれども、まるで対であることを・・・半身に出会えた喜びを、別な部分で感じていた。



その証拠に、ワタシの太ももに突然現れた刺青に似たソレがドクドク脈打ち、ワタシの心臓までがそれに比例して鼓動しているから。




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