E・N・M・A~えんま~
焼けつく痛み――。
そう表現したほうが早いだろうか。
突如おそいくるその痛みは、今までの比ではなかった。
痛みの根源を両手で押さえるけれど、少しも和らぐ気配はない。
その竜は、ワタシとは別な生き物であると主張するかのように暴れ狂い、沸騰したヤカンが触れているのではないかと思うほどに熱かった。
そこは、灼熱地獄と化していた。
「千夏?!」
閻魔が驚きの声をあげ、ワタシのそれに触れようと手を伸ばした。