E・N・M・A~えんま~


瞬間、信じられない、といった閻魔の驚いた顔が、ワタシの心を切り刻んだ。




ごめんなさい…



あなたと



お母さんを




守らなきゃならないから




ワタシはまた、




あなたと一緒にはいられない――。



泣き出しそうになる目を大きく開けて、下唇を噛み締めると、切れてしまったのだろう。



古い鉄の味がした。




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