真っ白のラブレター

もう何年もこんな合図をされたことはなかったから、何かの間違いかと疑いながら目をこすって見ると、窓の下に歩が立っている。


「なーに?」


穂風が小声で聞くと、すーっと紙飛行機が窓に向かって飛び込んできた。
相変わらず、狙った場所にきちんと飛ばす歩の腕前に感心しながら、中を開く。

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