真っ白のラブレター
☆*。5 楓山

——— コツン




夜明け前、穂風は寝ぼけ眼で自分の部屋の窓を開けた。
早朝の冷気に思わず身震いする。


部屋の壁に小石をぶつけるのは、歩の合図。
小さい頃はよくこうして、呼ばれたものだ。

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