妖警察・白黒〜大妖怪・羽衣狐編〜
渡り廊下に来た。さっこちゃんと話していると、前から男の子が歩いてきた。黒みを帯びた赤色の髪に月のように透き通った金色の瞳…
ー…え、私を見てる?
そして、その男の子と渡り廊下の真ん中ですれ違う。
「ーーー……」
「っ!?」
私にしか聞こえない小さな声で、男の子は囁いた。その内容にハッとし、立ち止まって後ろを振り返る。だけど、男の子はもういなかった。
"あいつらに関わらない方がいい"
「………」
関わらない方がいいって…どう言う意味?"あいつら"って…まさか、春美さんみたいな幽霊のこと?
胸あたりをギュッと掴む。ドクン、ドクン…と心臓が大きく脈を打っていた。今までそんな風に言われたことなかった。もしかしたら、彼は…
「……、ず、…珠洲!!」
「っ!!」
さっこちゃんに名前を呼ばれて我に返る。顔を上げると、さっこちゃんが心配そうに私を見ていた。
「珠洲、大丈夫?顔、真っ青よ?」
「あ、うん…平気。ちょっと考え事してただけだから」
無理矢理笑って、教室に向かう。さっこちゃんは納得行ってないみたいだけど…
そのあとの授業は、なかなか頭に入って来なかった。男の子の言葉が、頭から離れなくて…
"あいつらに、関わらない方がいい"
ー…え、私を見てる?
そして、その男の子と渡り廊下の真ん中ですれ違う。
「ーーー……」
「っ!?」
私にしか聞こえない小さな声で、男の子は囁いた。その内容にハッとし、立ち止まって後ろを振り返る。だけど、男の子はもういなかった。
"あいつらに関わらない方がいい"
「………」
関わらない方がいいって…どう言う意味?"あいつら"って…まさか、春美さんみたいな幽霊のこと?
胸あたりをギュッと掴む。ドクン、ドクン…と心臓が大きく脈を打っていた。今までそんな風に言われたことなかった。もしかしたら、彼は…
「……、ず、…珠洲!!」
「っ!!」
さっこちゃんに名前を呼ばれて我に返る。顔を上げると、さっこちゃんが心配そうに私を見ていた。
「珠洲、大丈夫?顔、真っ青よ?」
「あ、うん…平気。ちょっと考え事してただけだから」
無理矢理笑って、教室に向かう。さっこちゃんは納得行ってないみたいだけど…
そのあとの授業は、なかなか頭に入って来なかった。男の子の言葉が、頭から離れなくて…
"あいつらに、関わらない方がいい"