my sweet love 〜extra〜


荘を連れて帰ってから
俺は戻って来て仕事をしてた



お昼休憩に差し掛かった頃
携帯に覇瑠からの着信が来た


「もしもし?」

『もしもし!龍!』

「ん?どうした?」

『荘が起きてきたんだけど
気分悪いっていって戻してて
でも食べてないから苦しそうで
熱も上がって来ててもうどうしよ!』

想定してた最悪なことか起こってそうで
俺はすぐに医局に向かった

「うん分かった
とりあえず覇瑠落ち着いて?
大丈夫だから。」

『うんでも苦しそうで
見ていられないよ…』


「そうだよね
呼吸も苦しそう?」


『少し。息が荒いかも』


「いまどこで吐いてる?」

『トイレで。私も隣にいる』


「分かった
このままちょっと待ってね

とも!ちょっといい?」

「ん?どうした?」


「今覇瑠から連絡きて
荘が家で戻してて熱も上がってるって。
俺迎えに行くから
こっちで受け入れお願いしていい?」

「あぁ。でも龍外来あるだろ?午後も
向こうで落ち着くまで連れてこれないから
俺が行くよ。
きたら龍のとこ連れてくからよろしく
ちょっと電話変わって?」


「サンキュー」

「もしもし覇瑠?
今から俺行くから大丈夫だよ

うん

そうだね多分動きたくないと思うから
そのままでいいよ
そばにいてあげて。

うんすぐ行くからね
はーい」


「智頼んだ」

「あぁとりあえずすぐいってくる」


そういってバタバタと智は医局を出ていった







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