my sweet love 〜extra〜

智side




龍から聞いて急いで帰ってきたけど
着いて見た光景は
想像以上だった


座ってられなくなったのか
トイレから廊下にかけて横になって
それでもなお吐き気がある様子の荘


「遅くなってごめんな
荘?分かるか?」

頷く荘…

「覇瑠1人にしてごめんな
ちょっと熱測るね体温計ある?」


覇瑠が急いで持ってきてくれた体温計が
出したのは39.6の文字

「荘。熱かなりあって
多分脱水もあるから
今は気分悪くて最悪だと思うけど
急がないともっとヤバイから
とりあえず病院いこう
でも動けないよな…救急車呼ぶか…」


「…と、も……」

「ん?荘?」

「だぃ、、じょぶ」

「救急車はやなのね分かった
ちょっと強引だけど車まで連れてくから」

「智大丈夫なの?」

「ああ。ちょっと心配だから覇瑠も来れる?
とりあえず袋とタオル、
後は必要なものお願いしていい?
忘れても後で取りに帰って来れるから
少し落ち着くまで俺ついてるから
その間に準備お願いしていい?」


「うんっありがとう」




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