一滴の優しさを


とにかく気分転換に外に連れ出した事が悪かった


幸せな気持ちを味あわせるためだった

しかしまさかこういう事になるとは



祥平に気分転換に外に連れ出された
開放的になりすぎたのか

少し祥平と離れて歩いた
危ないってヒヤヒヤしていた



まさか



「いつまで 祥平といるの?私言ったよ早く別れなさいともう我慢できない」とナイフを取りだしふりかかった
鈍い音がした
祥平に庇われた

「夏子、大丈夫だったか?」

「祥平?嘘・・・・祥平?目を開けて?」

おびただしい血液が・・・

「ねぇ祥平?目を開けていつもの冗談言ってねぇ・・・」


< 40 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop