一滴の優しさを
とにかく気分転換に外に連れ出した事が悪かった
幸せな気持ちを味あわせるためだった
しかしまさかこういう事になるとは
祥平に気分転換に外に連れ出された
開放的になりすぎたのか
少し祥平と離れて歩いた
危ないってヒヤヒヤしていた
まさか
「いつまで 祥平といるの?私言ったよ早く別れなさいともう我慢できない」とナイフを取りだしふりかかった
鈍い音がした
祥平に庇われた
「夏子、大丈夫だったか?」
「祥平?嘘・・・・祥平?目を開けて?」
おびただしい血液が・・・
「ねぇ祥平?目を開けていつもの冗談言ってねぇ・・・」