29歳、処女。
「だから、露出が少なすぎるってこと!」
これまた予想外で、私は目を丸くして振り向いた。
思ったよりも近くに喜多嶋さんの顔があって、不覚にもどきりとしてしまう。
本当に怖くて横暴な人だけど、見た目は正直、好みのタイプなのだ。
そんな私の思いはつゆ知らず、喜多嶋さんは険しい顔をしている。
背後に立つ喜多嶋さんをぼうっと眺めている私の顔を、喜多嶋さんががっしりと両手で掴み、無理やり前に向けた。
「お前さ、自分の格好、見てみろよ。肌が見えてるの、顔と手だけだぞ」
「はあ………そうですね」
まじまじと鏡を見ながら答えると、喜多嶋さんが盛大な溜め息を吐き出した。
「本当に分かってないな………。あのな、それがお前の『ガード固そう』に見える原因なんだよ」
「えっ、そうなんですか?」
「そうだよ。男から見たら、首も脚も黒で覆い隠してる女なんて、『近づくな』オーラ出しまくってるようにしか見えないんだよ。『私の肌は誰にも触れさせません!』みたいな、さ」
「へえ………そうなんだ」
これまた予想外で、私は目を丸くして振り向いた。
思ったよりも近くに喜多嶋さんの顔があって、不覚にもどきりとしてしまう。
本当に怖くて横暴な人だけど、見た目は正直、好みのタイプなのだ。
そんな私の思いはつゆ知らず、喜多嶋さんは険しい顔をしている。
背後に立つ喜多嶋さんをぼうっと眺めている私の顔を、喜多嶋さんががっしりと両手で掴み、無理やり前に向けた。
「お前さ、自分の格好、見てみろよ。肌が見えてるの、顔と手だけだぞ」
「はあ………そうですね」
まじまじと鏡を見ながら答えると、喜多嶋さんが盛大な溜め息を吐き出した。
「本当に分かってないな………。あのな、それがお前の『ガード固そう』に見える原因なんだよ」
「えっ、そうなんですか?」
「そうだよ。男から見たら、首も脚も黒で覆い隠してる女なんて、『近づくな』オーラ出しまくってるようにしか見えないんだよ。『私の肌は誰にも触れさせません!』みたいな、さ」
「へえ………そうなんだ」