続・俺と結婚しろよ!






そして賢ちゃんの横を通り過ぎる時……

ぽんっと頭に何かが乗る。




思わず顔を上げた。

すると、目の前にはいつもの賢ちゃんの笑顔があって。

あたしの頭に手を乗せ、くしゃっとする。

そして、



「頑張れよ」



小声でそう言ってくれる。





それだけで嬉しくて、顔が綻んで。

すごくすごく頑張れそうな気がした。






賢ちゃんの力ってすごい。

相手にされなかったら、すごくへこむ。

応援されたら、何でも出来そう。

賢ちゃんは玄なのに。

あたしを見て笑ってちゃ、いけないのに。

なのに、その優しさが力になる。




< 114 / 629 >

この作品をシェア

pagetop