続・俺と結婚しろよ!
「……てか、艶さん、尊敬するリーダーじゃねぇのか?」
それはあたしも思う。
賢ちゃんはことあるごとに、優弥さんのことを罵っている。
そして、優弥さんと会っても喧嘩ばかり。
だけど……
Fとして活動する時は、艶の悪口なんて言わない。
信頼出来るリーダーって言っている。
賢ちゃんは困った顔をして、あたしたちを見た。
「優弥、うぜぇんだよ。
そりゃ、公の場で、リーダーうぜぇなんて言えねぇじゃん」
そっか……
そうだよね。
「鬼うぜぇけど、尊敬はしてる。
だってすげぇじゃん、アイツ」
賢ちゃんは何だか嬉しそうに言った。
「優弥がいなかったら、俺たちはただの三馬鹿だった。
いまだに信じられねぇ時もある。
俺たちにファンがいたり、大きなアリーナでライブ出来たり」