続・俺と結婚しろよ!
ー賢一sideー
初めてドラムに触れたのは、意外にも高校一年生の時だった。
「一年の、藤井賢一です!
よろしくお願いします!!」
俺は頭を下げていた。
「藤井か。てめぇ、根性叩き直せ」
鬼のような先輩は、俺に言う。
顔からしてヤバい。
般若の面のようだ。
「てめぇ新入りのくせに、何だその茶髪!」
先輩はそう言うけど、彼は金髪。
自分のことを棚に上げ、何ていう人だ。
それでも怖すぎて、
「はい!」
俺は直立不動で返事をしていた。