続・俺と結婚しろよ!
何してるんだろう、こんなところまで来て。
賢ちゃんはあたしが好きって言ってくれるから、安心したらいいのに。
だけど……そんな単純な問題ではない。
どうしてなの?
どうしてこんなにむしゃくしゃして、悲しいの?
「咲良、どうしたんだ?」
不意に賢ちゃんがあたしの手首を掴む。
その手を、思いっきり振り払っていた。
「無理矢理連れてきて、悪かった」
違うの。
「今度、二人で行き直そう?」
違うの。
「俺、何でも言うこと聞くからさ」
「違うって言ってるでしょ?」
あたしは声を荒げ、賢ちゃんを睨んでいた。