続・俺と結婚しろよ!
「あたしだって怒ってるんだからね?」
賢ちゃんに言ってやる。
「せっかくの旅行なのに、ムードも何もない!」
「そうか……」
賢ちゃんは決まり悪そうに口を開く。
「じゃ、今から俺の……」
「いらない!!」
あたしは大声で叫んでいた。
たまにはこんな旅行もいいかな。
甘々モードの賢ちゃんだと、あたしまでおかしくなってしまうから。
だけど、やっぱり甘々賢ちゃんも大好きだ。
愛されてるって分かるから。
「次は酔わないでね?」
あたしは賢ちゃんに言う。
賢ちゃんはいつもの笑顔で頷いた。
その笑顔を見ると、あたしまで笑顔になる。
二人で顔を見合わせて、笑っていた。