続・俺と結婚しろよ!
何その理不尽な文句。
あたしがどれだけ頑張っても、賢ちゃんの暴挙は止められないんだから。
だけど、
「ごめんなさい」
仕方なく謝った。
言い訳なんて許されないから。
それに、確かにあたしの監視不足だったのかもしれない。
「今回は、俺が出版社に掛け合って揉み消す。
だけど、次はないと思えよ!」
そうなんだ。
森井さんが揉み消してくれるんだ。
なんだかんだで良かった。
こんな賢ちゃん、他人に見せられないよ。
その証拠に、
コンコン……
扉がノックされ、入ってきたのは、厳しい顔の優弥さんと賢ちゃんで。
「申し訳ありませんでした」
優弥さんが頭を下げる。
そして、優弥さんにどつかれて、賢ちゃんも頭を下げた。