続・俺と結婚しろよ!






何その理不尽な文句。

あたしがどれだけ頑張っても、賢ちゃんの暴挙は止められないんだから。





だけど、



「ごめんなさい」



仕方なく謝った。

言い訳なんて許されないから。

それに、確かにあたしの監視不足だったのかもしれない。





「今回は、俺が出版社に掛け合って揉み消す。

だけど、次はないと思えよ!」





そうなんだ。

森井さんが揉み消してくれるんだ。

なんだかんだで良かった。

こんな賢ちゃん、他人に見せられないよ。






その証拠に、



コンコン……



扉がノックされ、入ってきたのは、厳しい顔の優弥さんと賢ちゃんで。




「申し訳ありませんでした」




優弥さんが頭を下げる。

そして、優弥さんにどつかれて、賢ちゃんも頭を下げた。



< 586 / 629 >

この作品をシェア

pagetop