続・俺と結婚しろよ!
考えたくなくても、頭の中をループする。
あの、悪夢のような出来事が。
こんなときは、一人になってゆっくりしたい。
だけど……
あたしの帰るべき場所は、賢ちゃんの家。
多忙な賢ちゃんだけど、今日は十一時までには帰ってくる。
賢ちゃん、きっとテレビ見ていただろうな。
あたしの失態、知ってるだろうな。
何て言葉をかけられるだろう?
……きっと、すごく慰めてくれる。
賢ちゃんの優しさは嬉しいけど、慰めの言葉なんていらないんだ。
何を言っても、賢ちゃんはFだから。
あたしみたいな愚かなミスなんてしない、完全無欠のFだから。
あぁ、家帰りたくないな。
そんなことを考えていると、
「お疲れ」
よりもによって、超嫌な男、修也に会ってしまった。