桜龍








パチッ))


やばい。警戒していたら不良と目が合った。


コツッコツッと音を鳴らして近づいてくる不良。
『希優!急いで!』


危険を感じ希優の手を引き走る。







どれくらい走っただろうか希優も私も息が荒い。



『大丈夫?』

希「大丈夫。」


少し落ち着いていると


不良「駄目だよ~逃げちゃ。」


そう言って近づいてくる。
暗くてよく見えないが後ろに何人かいる。


やばいな。

流石に希優に喧嘩を見せるわけには行かないしかと言って、もう逃げられない。




私は希優を庇うように前に出て希優背で隠す。


不良「おお。いいね~その威勢。」

『そこをどいてくれる?』

そう言ってどいてくれるなら話が早いがやはりそうは行かず、

不良「姉ちゃん達可愛いね~俺らと遊ばね?」

気味の悪い笑みを浮かべ更に近づいてくる。


パシッ))

不良の手が私の腕を握る。


『き…ぇ…だょ』

不良「あ?なんか言ったか?」


『汚ぇっんだよ!触んなよ。』

バシッ))
不良の手を振り払う。


不良「!女が調子こいてんじゃねーよ」

ソイツがキレたと同時に後ろにいた不良もキレてくる。


一斉に殴りかかってくる。

この数を希優を庇って避けきれない。
そう思い痛みを覚悟して目を閉じる。





ガッシャッーーーン

何かが吹き飛ばされる音がした。


『…』

いくら待っても痛みは来ない。


ゆっくりと目を開けると


『!…』
3人の男が立っていた。
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