ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
お父様は何も言わずに私を受け入れた。これから何されるか分かんないけど今の所は大丈夫そうだ。

懐かしいベッドに乗っかる。


『はぁ。』


懐かしい香り、懐かしい風景、懐かしい風。

懐かしい……記憶。


思い出すあの頃。
だんだん眠くなってきた。


『次、私が、起きるのはいつだろう。……』


静かに目を閉じた。
< 109 / 245 >

この作品をシェア

pagetop