ばか、嫌い。でもやっぱ好き。



それから何日かたったある日。


ずぅん。

顔は真っ青でテンションが異常に低い龍がいた



『大丈夫?調子でも悪いの?』

龍「う、ぅえ。吐きそう。」

『こっちだけは向いてやめろ!』

龍「ひでぇいいザマだな。」

『だって……』

輝「ついに明日ですもんね。」

『え?』

龍「お見合いだよ!」

『う……ゎ。』

龍「嫌そうな顔すんな!こっちは地獄に落ちる
んだ。」

『そんなに嫌なの?』

龍「皆媚び売ってくるんだよ。チッ。全く面倒」

『頑張れじゃん。』

龍「他人事のように。」

『実際は関係ほぼないし。』

龍「そうだけどよ……ハァ」



プルルルル



『あ、私だ。』



~~~~



優樹「誰からだ?」

『桜花から。皆明日退院だって。お礼もしたいから明日来てだって。』

龍「俺も行きてぇぇええ!」

『はいはい。また行けるから。』



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