ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【龍side】

ついにこの日が来た。

最悪だ。あぁ。今度はどんな奴なんだろう。
考えただけで吐き気がする。

もぅ、逃げ出したい。

そしたら父さんがキレて物凄いことになる。もしかしたら数日学校に来れない。

それだけはごめんだ。とっとと済まして帰りたい。



執事「おぼっちゃま。どうぞ。」

『あぁ。』



リムジンが家の前に止まっていて執事がドアを開ける。素直に入った。

そこに父さんがは入ってくる。



父さん「いいか。龍。最後のチャンスだと思え
今回は良い所の娘さんだ。美人でも有
名であるお方だ。」

『わかった。』



数分して着いた所は城のようにデカかった。庭なんて広すぎて、いつ家につくのか分からなかった。



「いやいや。今日は来てくれてすまんの。」

父さん「いえいえ。お見合いお受け頂きありが
とうございます。」

「我が娘もそろそろ結婚させたいと思ってますのでね。」

父さん「えぇ。この度はよろしくおねがいしま
す。」

「お、こちらが龍くんかね?かなかなのイケメンではないか。ほっほっほっ。楽しみにしておるよ。」



あーあ。俺、結婚なんて受ける気無いのに。



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