ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
優樹「輝龍からはこれだ。」


見るとお菓子が沢山入っていた。


『これ考えたのは拓人でしょ?』

拓人「え!?なんで分かったの?」

『なんとなく。』


大騎「にしても達也だけ抜け駆けはずるいな」

『抜け駆け?』

海叶「ネックレスだよ。」

『え?あの帰り際に渡してくれた奴?』

達也「我慢は嫌いだから。」

『あはは。達也らしいわ。』

海叶「おい。それよりこれどうにかしろ。」


海叶の方を見るとさっきまで食べていた筈の陽花が寝ていた。それも海叶の服の裾をつかんで肩トンをしている。


『海叶、顔真っ赤だよ?』

海叶「うっせ!それよりどうにかなんねぇ?」

輝「このままでいいんじゃないですか?」

海叶「あ?って顔近い!近い!」

『1回でわかるから。でも陽花1回掴んだら離さないよ?』

海叶「そんなん知ってるわ!」

達也「こいつらほっとこ。勝手にイチャイチャ
させとけばいいんだよ。」

『そうだな。』

海叶「な!?俺を見捨てるのか!?」

蒼汰「そんな顔真っ赤で言われても説得力ない
よー?」

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