その結婚、ちょっと待った!




私はゆっくり温泉に浸かった。


やっぱ温泉は気持ちいい。
まだ頭痛はするけどね…。


旅行に行く前はこうならないようにしようと思ってたけどまさか自分が酔い潰れるなんてね。


飲み過ぎには注意しなきゃな。


私が温泉から出て部屋に戻ると皆も起きていた。


「桃華、大丈夫?温泉に入ってたの?
居ないから心配したよ。
昨日はあんなに飲んじゃてたし二日酔いなんじゃない?」


「うん…二日酔いで頭が痛かったから薬を飲んだ。」


「今日は観光だけどきつかったり吐きそうな時は言ってね?」


「ありがとう!」


周りの皆も心配してくれて、私は申し訳なく思った。


私は用意を済ませて皆で朝食を食べに行ったが、食欲があまりなくフルーツだけ食べた。


もう来年は絶対に飲み過ぎないようにしようと誓った。


旅館を出てバスにのり観光もしたが体はキツくて座ってる方が多かった。


お昼は焼き肉を皆で食べたが二日酔いの私はあまり食べれなかった。


もう地獄のような一日で、会社の旅行は幕を閉じた。


会社に着いて、社長の挨拶が終るとやっと家に帰れるんだと思ったらホッとしてお腹が空いてきた。


疲れた私は何もしたくなくて、コンビニでうどんを買って家で温めて食べた。


その後はお風呂にはいり、早目に眠りに就いた。




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