僕は使命を果たすため下界に降りる。
ー勧誘ー


「なぁー!魔法使いってどんな者なんだ!?」
今はリッキーの住んでるダンボールハウス?に居る。
「えーと、魔法使いは属性があって、とりあえず僕は氷だよ、あ、水もできる」
「ほへーー凄いな!俺もなりたいなぁ」笑
「そうだ!魔法歴史書で見たことあるけど人間だった人が魔法使いになった事例が3個あるらしいんだ」




ー魔法使いの歴史ー

1585ページ
この魔法界は不思議な事だ。人間界に住んでいた人間が魔法使いになったという事例がある。
一つは時空の間から来た人間が何らかの影響で魔法使いになった例
二つは魔法使いが人間と親しくなり、儀式石ー種族ーを使い魔法使いにした事例
三つは人間界の人間が何らかの儀式を行いなるという事例。

これら三つの事が起こった。今その人は人間ではなく魔法使いとして生きているとされている。三つ目の内容はほぼ謎に包まれている。
これまでに来た人間は 12人とされている。
元人間からであって魔力は少ない。だが、まれに多い時もある。


ーーーーーーーーーーーー

「あ、セレン!自己紹介してくれよ!」笑
「いいよ笑」
リッキーの目はとても綺麗に輝いている。
「僕はセレン、魔法界王様の一人息子で、属性は氷!」
少し水も出来るけどね笑
「おお!」
「リッキーもしてよ!」笑
「おう!俺リッキー!物心ついた時からここにいる、特技はスリかな!」
「すり」笑
リッキーはこんなにいい子供なのにこんな所で…
「そうだ!リッキー!僕と一緒に魔法界行かない?」
僕はリッキーを魔法界に誘ってみた、
「え、いいのか?」
「うん、だって魔力だってあるし、儀式石もちょうどある!」
僕はポケットから儀式石を取り出し手に出した。
「俺行きてぇ!」
「うん!ちょっと待ってね!」

僕は床に魔法陣を書いた。
「リッキーこの魔法陣の上に立ってこの石を握って。」
「こうか?」
リッキーは魔法陣の上に立って右手に儀式石を握った。
「《儀式魔法ー種族ー吾汝リッキーを魔法使いとさせる。神よ属性を彼に与えたまえ!》」

するとあたり一体が光輝きリッキーを包み込み消えた、

「よし、あとはリッキーしだい…頑張って…」



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