片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
夜は夜で、来賓客を招いて近くのホテルで華道展の祝賀パーティが開催された。
さすが丸1日着物姿は耐えられず、ドレスに着替えた。
「小陽さんのアドバイスのおかげです」
「着物を着慣れるまでは仕方がないわ」
「小陽さん、大丈夫なんですか??」
「私は慣れているから大丈夫よ」
小陽さんは着物姿だと言うのに、次期家元夫人の私がドレス姿なのはなんとも情けない気がするけど、仕方がない。
「夏芽さんはお色直しか・・・」
振り返るとタキシード姿の彰成様が立っていた。
「諸事情で着替えました」
「着物姿には慣れていないだけだろ?」
言葉を濁しても、彼には見透かされていた。
「小陽さんのように慣れるよう努力はします」
「夏芽さんは気が強くて、負けず嫌いらしいな。それよりも、冬也のヤツ・・・香苗と一緒だったぞ。いいのか?」
「疚しいコトをしているワケじゃないし、気にはしていません」
「ふうん」
彰成様は、私の隣に立つ小陽さんには話しかける気配はなかった。
私と小陽さんを間違えて強引にキスして来た大胆な行動を取った人間と同一人物とは思えない。
「私は少し、父の元に行ってきます。夏芽さん、彰成様」
小陽さんは彰成様を避けるように行ってしまった。
さすが丸1日着物姿は耐えられず、ドレスに着替えた。
「小陽さんのアドバイスのおかげです」
「着物を着慣れるまでは仕方がないわ」
「小陽さん、大丈夫なんですか??」
「私は慣れているから大丈夫よ」
小陽さんは着物姿だと言うのに、次期家元夫人の私がドレス姿なのはなんとも情けない気がするけど、仕方がない。
「夏芽さんはお色直しか・・・」
振り返るとタキシード姿の彰成様が立っていた。
「諸事情で着替えました」
「着物姿には慣れていないだけだろ?」
言葉を濁しても、彼には見透かされていた。
「小陽さんのように慣れるよう努力はします」
「夏芽さんは気が強くて、負けず嫌いらしいな。それよりも、冬也のヤツ・・・香苗と一緒だったぞ。いいのか?」
「疚しいコトをしているワケじゃないし、気にはしていません」
「ふうん」
彰成様は、私の隣に立つ小陽さんには話しかける気配はなかった。
私と小陽さんを間違えて強引にキスして来た大胆な行動を取った人間と同一人物とは思えない。
「私は少し、父の元に行ってきます。夏芽さん、彰成様」
小陽さんは彰成様を避けるように行ってしまった。