片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「・・・小陽はやっぱり諦めきれないのかな?40歳超えても不妊治療に取り組む夫婦は沢山居るし。
でも、不妊治療で二度の流産を経験して泣き崩れる小陽を見ていると…辛くてさ・・・」
小陽さんが拓真さんを思い遣るように拓真さんも小陽さんを思い遣っていた。
「小陽さん・・・拓真さんに黙って処分するはずだった凍結精子を使った顕微鏡受精にトライしたようですよ」
「えっ?」
「夏芽が何でそんなコト知ってんだよ!?」
「小陽さんから今日訊いたと言うか…。小陽さん妊娠していますよ。拓真さん」
「・・・だからか…俺ずっと夜の生活拒まれていたから・・・てっきり嫌わられたのかと思ってた」
拓真さんの表情が一転して、晴れやかになった。
「そうか・・・妊娠したのか・・・」
「勝手なコトをして怒らないんですか?」
「怒る?妊娠したんだろ?怒るワケないじゃん。そりゃ俺の同意になしに勝手なコトをしたけど・・・小陽の不屈の根性に敬意を表したい」
「私、安定期に入るまでは拓真さんには黙っていてくれと言われたんです」
「どうして?」
「また、流産して拓真さんを悲しませたくないから・・・」
でも、不妊治療で二度の流産を経験して泣き崩れる小陽を見ていると…辛くてさ・・・」
小陽さんが拓真さんを思い遣るように拓真さんも小陽さんを思い遣っていた。
「小陽さん・・・拓真さんに黙って処分するはずだった凍結精子を使った顕微鏡受精にトライしたようですよ」
「えっ?」
「夏芽が何でそんなコト知ってんだよ!?」
「小陽さんから今日訊いたと言うか…。小陽さん妊娠していますよ。拓真さん」
「・・・だからか…俺ずっと夜の生活拒まれていたから・・・てっきり嫌わられたのかと思ってた」
拓真さんの表情が一転して、晴れやかになった。
「そうか・・・妊娠したのか・・・」
「勝手なコトをして怒らないんですか?」
「怒る?妊娠したんだろ?怒るワケないじゃん。そりゃ俺の同意になしに勝手なコトをしたけど・・・小陽の不屈の根性に敬意を表したい」
「私、安定期に入るまでは拓真さんには黙っていてくれと言われたんです」
「どうして?」
「また、流産して拓真さんを悲しませたくないから・・・」