片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「…小陽は一人で悲しみを抱え込むつもりなのか・・・今から、夏芽さん俺の部屋に来てくれ」


「俺は?」


冬也は自分を指差す。


「冬也?冬也も来ればいい」


**********


「どうしたの?二人して」


「途中で会ったと言うか・・・」

「拓真さん、夕食は?」

「まだだ」

そう言えば、私達は夕食の途中だった。


私達は小陽さんの手料理をご馳走になる。


「小陽は食べたのか?」


「いえ、食欲がなくて…でも、千枚漬けは食べましたから・・・」

「そうか・・・」

拓真さんはなかなか本題を切り出せなかった。







< 247 / 359 >

この作品をシェア

pagetop