〇年後、微笑っていられるなら〇〇と。

「京、少し横になった方がいい」

「あ、でも、もう大丈夫です」

ベッドに横にならされた。

「水持ってくるよ」

課長…。様子がおかしいと敏感に察知したかも知れない。


小さいボトルのキャップを開け、京、と言って渡してくれた。
半身の私はそれをすぐ受け取らなかった。
徐に私の背中に腕を回すと、水を口に含み注ぎ込まれた。

…ん、…ん。

いきなりの事に上手く飲めない。口から零れた水が首を伝っていった。
ボトルを置いた課長は、両手で身体を抱くと零れた水を唇で拭っていった。

あ…ぁ。首筋を唇が這っていく。手がセーターの下から差し込まれた。
肌に触れた。

「京…」

その手が背中に回った。
課長、何故?急にこんな事。

プチッと外され開放感と同時に捲り上げられた。
あ。嫌…恥ずかしい。

「京…」

熱い息がかかった。何が課長に火をつけてしまったのだろう…。
や…ぁ…。どうして急に。


…京、何を考えてる。

「課、長…ぁ」

康介と何かあるのか…。

「京…」


何度も抱かれた。

明るい内からこんな…何度もなんて無かった。
こんな激しく抱かれるなんて…。
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