〇年後、微笑っていられるなら〇〇と。
【京ちゃん、土日の予定は?
無いならどっちかでうちに来て。康介】
う〜ん。家って事は、つまり陽人のマンションという事。
しかも、土日は当たり前だけど陽人も仕事休みだし。
【陽人、出張で居ないから。
どっちの日にしても心配する必要は無いよ。
どちらかと言えば土曜の方が大丈夫そうじゃない?日曜は早く帰って来るだろうから】
そうなんだ。なるほど。そうかも知れない。
そもそも上に上がらないのだから、会う確率も低い。
行き帰りの心配だけだ。
【拓と約束がある?】
特に約束という約束はしていない。
それに、康介さんに会うと決めたら、伝えれば良い事。
…どうしよう。話は陽人の事以外無い。
【連絡有難うございます。土曜に伺います。何時くらいが良いですか? 京】
【何時でも。ぐったりした俺に会いたければ午前中早めがお勧めだ】
ぐったりしたって…。
想像してしまった。気怠るそうな康介さんは色っぽいからパス。また上半身裸で出て来そうだし。
【何か食べたい物は?お昼前くらいに伺おうと思います】
何か買って行こう。そういう意味で聞いたつもりだった。
【んー、じゃあ、パスタかなんか作って。食材は無いから京ちゃん買って来て。代金は俺持ち】
あ、…作る羽目になりそう。一応、抵抗。
【美味しいデパ地下のお弁当買って行こうと思ったのに】
【あ、そういうのは却下ね。だいたい食べたし】
そうか、普段食べてるのね。…やっぱり貰ったりするのかな。
【お口に合わなくても知りませんよ?では、土曜に伺います】
【待ってる】
ドキッ。…待ってるって。
なんだか…。了解とか、OKとかじゃない。妙にいい響き…。