先生と恋したい
3.最悪な出会い

時間になり、先生がやってきた。


いつもは先生1人に生徒が2〜3人いるけど、今日はマンツーマンだった。


「はじめまして、岡崎です。」


「こんばんは。秋本です。」


先生は180センチぐらいの身長だけど、もさっとした長めの黒髪に黒縁メガネという、ちょっとダサいな…という第一印象を与える見た目だった。


「じゃあ早速だけど、これ解いて。」


いきなり渡されたのは、いくつか問題が書いてあるプリント。
問題数からして20分ぐらいかな〜なんて考えてたら


「時間は10分。はい、始め。」


「はーい、10分ねー……え!?10分!?うそ!むりむり!」


「…さっさとやらないと、時間なくなるよ。」


慌てて先生に抗議したが聞き入れてくれないようだ…。
やるしかない…やろう。


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