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再び肩を揺さぶられる。今度はさっきよりも容赦なく。その声でゆっくりとまぶたを持ち上げると、そこには仁王立ちした宝生さんの姿があった。


「……え」


な、なんでそんな険しい表情をしているんだろ?何となく状況がよく掴めない私はぼんやりとした頭でそんな事をかんがえていた。


「それにしても、無防備だと思わない! いくら俺や凌に興味ないからって…」


身体を起こし、目を擦る。うーん、と背を伸ばして周りを見渡す。


ああ、私、リビングで寝ちゃったんだ。だから宝生さんに注意されてるんだ。


「あのー、まだ誰も帰って来てないのですか?」


「うん、そうだね。凌も今日は遅くなるって……って、人の話し聞いてた!?」


「あぁ、まぁ……」



時計を見ると八時を少し回ったところ。
帰って来て、すぐここで寝てしまったらしい。


宝生さんは今帰ってきたばかりかな?


はぁー。それにしても、今日はつくづくやらかしてる。

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