【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「……」
「……」
しばらく沈黙が流れる。
なんだか気まずいし、恥ずかしい。
ナツくんとはいつも学校で話してるはずなのに、いざ二人きりになると何を話していいのかわからなかった。
妙に緊張して、落ち着かない。
だけど私がドキドキしながら固まってたら、ナツくんが急に口を開いて。
「…なんでそんな急におとなしくなってんの」
ドキッ。
「あ…いや、な…何話そうかなぁって…」
「別に、なんもしねーから安心しろよ」
「えっ…!?」
いやいや、そんなこと思ってないのに!
「ち、違うよ…っ!
そんな心配してないよっ…!」
思わず真っ赤になる。
「ぷっ、バーカ」
そんな私を見てクスクス笑うナツくん。
その笑顔はやっぱり優しかった。
「じゃあさ、暇だし音楽でも聞く?」