【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ナツくんが戻ってくるまでは、とりあえず足に絆創膏を貼った後、ぼーっとあたりを見回したりしたりして待っていた。
見れば見るほどカップルばかり。
みんな幸せそうに手をつないで、笑いあって。
はたからみたら私とナツくんもそんな風に見えるのかな?
そう思ったらちょっと照れくさかった。
なんだか私浮かれすぎかな。
ナツくんとこんなふうに過ごせるなんて夢みたいで、一人舞い上がってるかも。
ふと屋台の方に目をやると、ナツくんはさっそくたこ焼きの列に並んでる。
スラリと背の高い彼は目立つからすぐわかる。
遠くから見ても明らかに他の人とは違うオーラを放つ彼を見たら、そんな人と二人でこうしてる自分が奇跡みたいに思えた。
やっぱりナツくんはすごくかっこいい。
私なんかと一緒にいていいのかなって思うくらいに。